2026.10.10
現地事務局からの便り
車いすの龍ちゃんと一緒に学ぶ!刈谷市の小・中学校で出張授業を実施しました

2026年6月から9月にかけて、刈谷市内の小・中学校でWAFCAの出張授業を実施しました。
今年は、愛知・名古屋2026アジア・アジアパラ競技大会の開催に向けた事前学習として、
刈谷市から多くのご依頼をいただきました。
今回ご紹介するのは、刈谷東中学校、住吉小学校、かりがね小学校での授業です。
今年は新たな取り組みとして、WAFCAの活動に協力してくださっている中坪龍之介さんと、
お父様の中坪孝宗さん親子にご参加いただきました。
授業の前半では、龍之介さんが高校生のときに交通事故に遭い、
長いリハビリを経て車いすで生活するようになった経験や、
現在取り組んでいるボッチャについてお話しいただきました。

後半は、児童・生徒たちがチームに分かれてボッチャに挑戦!
初めて体験する子も多い中、チームで作戦を考えたり、仲間を応援したりと、教室は大いに盛り上がりました。

授業の最後には、龍之介さんから
「自転車に乗るときは必ずヘルメットを着用すること」
「車いすユーザーを見かけたら優しく声をかけてほしい」というメッセージも伝えていただきました。

授業では、子どもたちとの距離を縮めるために「龍ちゃんって呼んでね」と声をかけていた龍之介さん。
今回の活動について、こんな感想をいただきました。
<中坪龍之介さんの感想>
「打てば響く」という表現がありますが、
小学生の多くが想像を超えるほどの高い感受性を持ち、そして、ボクの言葉一つひとつを素直に受け入れてくれる純粋さにも触れ、青少年教育の可能性と大切さを強く感じました。また、ボクの大好きなボッチャをみんなでワイワイと無邪気に楽しむ姿にほのぼのと癒されたり、授業中に多くの質問や感想を聞けたり、たいへん有意義な時間となりました。
出前授業では、児童との間に垣根ができないよう「ボクのこと、龍ちゃんって呼んでね」って伝えていますが、それぞれの授業でそう親しげに声をよくかけてもらえて、とても嬉しく思いました。また、先週参加してくれた児童の何人かが、その翌週に訪問したボクに向かって、校舎の窓から「龍ちゃ〜ん」って声を合わせて呼びかけてくれたときは本当に感激でした。子どもたちに少しでもプラスになるようなことを伝え続けられるよう、ボクも日々精進していこうと改めて決意した瞬間でした。

アジア・アジアパラ競技大会は、子どもたちが障がいや多様性について考える大きなきっかけになります。
WAFCAでは、車いすユーザーとの交流やスポーツ体験を通じて、
障がいの有無にかかわらず、お互いを知り、尊重し合う「心のバリアフリー」を広げていきたいと考えています。
ご協力いただいた中坪さん親子、ボランティアの皆さま、
そして授業に参加してくださった学校の皆さま、ありがとうございました。
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