Barrier-free Support Project
車いすで生活しやすい
環境を届ける
WAFCAが活動するタイやインドネシアでは、車いすがあってもそれに対応した施設が
まだまだ少なく、自由に移動できる場所が限られている現状があります。
バリアフリーな学校と自宅環境の整備で、障がい児と家族に新たな日常を届けるために活動しています。
Activity
トイレに行けず1日1枚のおむつで我慢する。
2階にあるコンピュータ室に行けず、ひとりで1階の教室で自習する。
誰かに「手伝って」とお願いしないと、段差のある図書館に入ることができない
学校生活の不自由を無くし
学びを支える
活動地域の障がい児が車いすで通う学校は、村の一般学校であったり、別の施設建屋を間借りして教室として使っていたりすることも多く、車いすで移動しやすいバリアフリーな環境が整っているとは言えません。
上記のような学校生活の不便を少しでも解消するため、奨学金の支援を受けている障害児が通う学校に、バリアフリートイレ、スロープ、舗装通路、手すりなどを設置する活動を行っています。
オーシムンさん(10歳)
オーシムンちゃんが通うバリアフリーな学校
校長先生は、バリアフリーは障がい児のためだけでなく生徒みんなのものとの考えを持っています。インクルーシブの考えを広めるために、完成時にバリアフリーお披露目式典は近隣3校の先生を呼んで啓蒙活動を進めました。
オームシンちゃんの友達は、移動の際に付き添ったり、前に小石があると気を効かせて蹴ってどけたりする行動が当たり前のようにできていて、校長先生の考えが浸透している様が伺えます。スピーチの最後に「オームシンが困っていたら助けますか?」
と質問したら、生徒がみな「はい」と手を挙げて答えがありました。この学校を起点に、地域や周辺他校への良い影響が広がることが期待できます。
Activity
安心して
家から一歩外へ出られる
そんな当たり前を作る
車いすを受け取った子どもたちや介助者である家族が、より安全に安心して車いすを使用できる環境を整え、事故などによるケガや介助者の負担の軽減を目的に、自宅にバリアフリーのトイレ、舗装床、通路、スロープ、手すりなどを設置する活動です。
障がい児のお母さん
毎日の生活に希望が持てました
子どもが一人でできる身の回りのことが増えたことで、介助の時間が減り、背中の痛みも消えました。おかげで、毎日の生活に希望が持てました。ご支援ありがとうございました。
Report
会員になる・寄付する
会員としてのご寄付、今回のみのご寄付などさまざまな方法でご支援が可能です。
法人としての支援・協働
寄付・助成だけでなく、さまざまな形での協働が可能です。
ボランティア・インターン
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