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2025.08.28

障がい児支援レポート

タイで地域とつながる障がい児支援

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2025年8月4日、WAFCATは、コミュニティリハビリテーション(CBR)専門家のソムラックさんとともに、ナコンラチャシーマ県に暮らす兄弟、ミンさん(21歳)とベンさん(15歳)の家庭を訪問しました。

ミンさん(21歳)

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ミンさんは重度の障がいがあり、現在は寝たきりの生活を送っています。

18歳までは特殊教育センターでリハビリを受けていましたが、卒業後は支援が途絶え、ご両親の体力的な負担もあり、十分なケアを続けることが難しくなりました。その結果、背骨や股関節、膝、手足の関節に大きな変形が進んでいます。

ベンさん(15歳)

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弟のベンさんは中学3年生で、来年度からコーンケーン県の全寮制特別支援学校に進学予定です。

兄弟は2020年にWAFCATの支援で車いすを受け取り、ベンさんは地域の学校で学びながら、少しずつ未来への準備を進めています。

今回の訪問の目的

今回の家庭訪問では、

・家族が自宅でできるリハビリ方法の指導

・地域の保健ボランティアへの研修

・家族を支える地域のネットワークづくり

を行いました。地域の中で支え合い、定期的に交流・見守りができる仕組みを始めることができました。

「1つの家庭から、地域へ」

1つの家庭を支えることは、やがて地域全体の力になります。

「誰も取り残さない社会」を実現するために、WAFCATはこれからも地域に根ざした支援を続けていきます。

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