わたしたちは、車いすや教育の支援活動を通じて、
アジアの障がい児を取り巻く社会的課題に取り組む
特定非営利活動法人(Non-Profit Organization: NPO)です。
英語名のWHEELCHAIRS AND FRIENDSHIP CENTER OF ASIAの頭文字をとって、『WAFCA(ワフカ)』といいます。
1999年に自動車部品メーカー株式会社デンソーの創立50周年を記念する社会貢献事業の一環として、愛知県刈谷市に設立されました。
「障がいは個人ではなく社会にある」
アジアで急速に成長する経済。一方で、さまざまな社会課題も山積しています。中でも取り残されがちなのが、障がい者の問題です。
世界人口の15%(約10億人)は何らかの障がいを抱えており、そのおよそ8割が貧しい開発途上国で暮らしていると言われています。困難な状況に置かれ、自立の機会を逃してしまう障がい児はたくさんいます。
障がい児が抱える困難は、個人の身体の欠損や病気だけでなく、貧困、教育、環境、人権、ジェンダーなど多くの社会課題が複雑に絡み合っていて、一人ひとりの状況は異なります。障がいは個人ではなく社会に伏在している、つまり、わたしたちみんなの課題でもあるのです。
アジアの障がい児の尊厳と機会が損なわれないバリアフリー社会を実現する
• 車いすなど補助具によって移動の自由と健康を手に入れる
• 教育によって自立して生き抜く知恵と力を身につける
アジアの障がい児一人ひとりに寄り添い、
自立へ導く実効性のある環境づくりに取り組んでいる
車いすに座る人が向かい合う形をしています。これは障がい者の自立やパートナーシップを表し、WAFCAの設立理念を表現したものです。
SDGs(持続可能な開発目標)のうち、WAFCAは8つの目標達成に貢献していきます。
貧しい農村や都市
スラムで支援
身体や環境に合う
車いすを提供
障がい児に奨学金や
研修機会を提供
バリアフリートイレや
設備を設置
就職や起業を志す
障がい児を支援
国連障害者権利条約
に基づいて支援
障がい児の自宅の
バリアフリー化支援
政府、教育機関、
企業との連携
WAFCAとは?