WAFCAとは?

WAFCAとは?

わたしたちは、車いすや教育の支援活動を通じて、
アジアの障がい児を取り巻く社会的課題に取り組む
特定非営利活動法人(Non-Profit Organization: NPO)です。 

WAFCAの概要

英語名のWHEELCHAIRS AND FRIENDSHIP CENTER OF ASIAの頭文字をとって、『WAFCA(ワフカ)』といいます。

1999年に自動車部品メーカー株式会社デンソーの創立50周年を記念する社会貢献事業の一環として、愛知県刈谷市に設立されました。

同年、デンソーが初めて海外に生産拠点を設けたタイから活動をスタートさせ、現在はタイに加えて、中国(2007年~)、インドネシア(2014年~)でも活動しています。

2014年2月に所轄庁(愛知県)より『認定NPO法人』として認定されました。

タイ・インドネシアでは、現地財団WAFCATWAFCAIを設立し、WAFCAから事業委託する形で実施しています。

WAFCAが取り組む社会課題

「障がいは個人ではなく社会にある」

アジアで急速に成長する経済。一方で、さまざまな社会課題も山積しています。中でも取り残されがちなのが、障がい者の問題です。

世界人口の15%(約10億人)は何らかの障がいを抱えており、そのおよそ8割が貧しい開発途上国で暮らしていると言われています。困難な状況に置かれ、自立の機会を逃してしまう障がい児はたくさんいます。

障がい児が抱える困難は、個人の身体の欠損や病気だけでなく、貧困、教育、環境、人権、ジェンダーなど多くの社会課題が複雑に絡み合っていて、一人ひとりの状況は異なります。障がいは個人ではなく社会に伏在している、つまり、わたしたちみんなの課題でもあるのです。    

使命と目指す姿

WAFCAが果たすべき使命(ミッション)

アジアの障がい児の尊厳と機会が損なわれないバリアフリー社会を実現する

• 車いすなど補助具によって移動の自由と健康を手に入れる
• 教育によって自立して生き抜く知恵と力を身につける

WAFCAが目指す姿(ヴィジョン)

アジアの障がい児一人ひとりに寄り添い、
自立へ導く実効性のある環境づくりに取り組んでいる

WAFCAのロゴマーク

車いすに座る人が向かい合う形をしています。これは障がい者の自立やパートナーシップを表し、WAFCAの設立理念を表現したものです。

2030年に向けた行動指針

SDGs(持続可能な開発目標)のうち、WAFCAは8つの目標達成に貢献していきます。

貧しい農村や都市
スラムで支援

身体や環境に合う
車いすを提供

障がい児に奨学金や
研修機会を提供

バリアフリートイレや
設備を設置

就職や起業を志す
障がい児を支援

国連障害者権利条約
に基づいて支援

障がい児の自宅の
バリアフリー化支援

政府、教育機関、
企業との連携

WAFCAとは?

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