WAFCA日本とWAFCAタイでは、毎年奨学金授与式を行っています。
今年の授与式での代表スピーチを紹介します。

WAFCAT奨学生 ティーラデート•ディサヤナンくん

私は身体に障がいがある子どもとして生まれました。

”自分で体の世話もできないのに、勉強してどうするの？”

そんな言葉を投げかけられ、失望し、泣いた日もありました。

今日この場に立てているのは、私が特別に優れていたからではありません。

自分で自分を信じられなかったときに、

私の価値を見つけ出してくれた人たちがいたからです。

私は気づきました。

失望や、傷つくことなく成功した人は誰もいないということ。

この奨学金は、学校へ通うためのお金というだけではなく、

”障がいがあっても努力すれば道は開ける”という大きな励ましでした。

皆さんの応援は、ずっと僕の心の中で生き続けます。

小さな僕の中にある可能性を信じてくださった皆さん、
本当にありがとうございます。

最後に、後輩である大好きな仲間たちへ。

見下す言葉を恐れないでください。

失望に負けないでください。

これからも、ともに、前に進みましょう。

■ 自信を取り戻すひと押しを届ける

ティーラデートくんのような子どもたちを応援する
WAFCA障がい児教育支援基金です。

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