2025.04.16
障がい児支援レポート
WAFCAは私にとって希望の光ーファーストさんのストーリー
タイやインドネシアでWAFCAが出会ってきた、学びに向き合う子どもたちの姿を紹介するシリーズ。
今回は、タイに暮らすファーストさん(21歳・大学卒業)の物語です。
「ファースト」こと ジンタプラパー・サイヤー さん(21歳)は、2024年11月に大学を卒業したばかりです。現在、大学から学位を授与されるのを待っている状態であり、財団としても心からお祝い申し上げます。
しかし、ここまでの道のりは決して簡単なものではありませんでした。そこで、ファーストさんにこれまでの経験についてお話を伺いました。
こんにちは。私は ジンタプラパー・サイヤー です。ニックネームは ファースト、21歳です。2024年11月30日に卒業し、現在は実家に戻っています。今は母の手伝いをしながら、例えば 発酵ソーセージ(ネーム) を包装する作業などをしています。
Q.WAFCAの奨学生になったきっかけは?
小学生の頃から奨学金を受けています。担任の先生が財団と連絡を取ってくださったのがきっかけでした。
Q.大学4年間の生活はどうでしたか?
この4年間で、私は 広い世界を知り、より大きな社会の中で生きる術を学びました。
以前よりも 自立心が強くなり、さまざまな経験を通じて精神的にも成長しました。
良い経験もあれば、学ぶべき試練もたくさんありましたが、それを乗り越えることで強くなれたと感じています。
Q.インターンシップの経験について教えてください。
私は シーサケート県のジャン行政機関(อบต.จาน) で 1年間 のインターンシップを行いました。自宅から近いため、そこでの研修を選びました。
インターンシップでは、ほぼすべての業務に関わることができました。
主な業務としては、
✅ 障がい者登録
✅ 高齢者の生活補助金登録
✅ 新生児への支援金登録 などの データ入力 を担当しました。
また、新しい挑戦として、行政機関のプロジェクト企画に参加 し、プレゼンテーションを行う経験もしました。さらに、地域の高齢者向けのO-TOP製品(地元特産品)のロゴデザインを手掛ける機会もありました。
Q.後輩の奨学生やWAFCAへのメッセージをお願いします
私は 夢を持つことの大切さを信じています。
誰しも夢を持っていますが、その夢が遠すぎて、まるで手が届かないように感じることもあるでしょう。特に、家庭環境や経済状況によって、その距離はさらに遠く感じるかもしれません。
私自身、何度も 「この夢は実現できるのか?」 と悩みました。でも、そんな時、私にとっての 希望の光となったのがWAFCAです。
ご支援のおかげで、私は 想像以上に遠くまで来ることができました。
この場を借りて、
🌟 WAFCA創設者の方々
🌟 WAFCAのスタッフの皆さん
🌟 奨学金を支援してくださったすべての方々
に心からの感謝を伝えたいです。
皆さんの努力と献身のおかげ で、私たち奨学生は夢を追い続けることができました。本当にありがとうございます。
これからも、親孝行をしながら、次の世代の奨学生たちを応援し、励ましていきたいと思っています!
現在、キャンペーンは4月22日(火)まで!
目標300万円のうち、1,804,300円(約60%) のご寄付が集まっています。(4/15時点)
ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
まだまだ支援を必要としている子どもたちがいます。
ぜひ、この春、あなたの力を貸してください。
5,000円で 通学用の補助具や文房具を届けられます
10,000円で 子ども1人が1年間学ぶための教材費を支援できます
クレジットカード・Google Pay・銀行振込でのご寄付
▶ https://congrant.com/project/wafca/13912
デンソー社内の方(給与天引き)
▶ https://forms.office.com/r/k13JYgW390
WAFCAの活動についてもっと知りたい方はこちら
▶ https://wafca.jp/index.html
ひとりの「学びたい」を、みんなの力で支えていく。
あなたのご参加を、心よりお待ちしています。
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