2025.04.11
障がい児支援レポート
夢はモニターの先に—テガールさんのストーリー
タイやインドネシアでWAFCAが出会ってきた、学びに向き合う子どもたちの姿を紹介するシリーズ。
今回は、インドネシアに暮らすテガール・ビモさん(17歳・高校2年生)です。
テガールさんがWAFCAIと出会ったのは、小学5年生のとき。脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy)を抱えており、そのとき初めてWAFCAから車いすの支援を受けました。
高校生になった今、ご両親は退職しており、家計は大変厳しい状況です。
学費だけでなく、通学にかかる移動費すらもままならず、将来を描く余裕はありませんでした。
奨学金により、パンデミック中にはノートパソコンのアップグレードができ、オンライン授業にも対応できるように。制服の購入費や、遠方の高校へ通学するための交通費にも活用され、生活の中で「学びを続ける安心」が生まれました。
テガールさんは、ITや技術への関心が高く、英語もゲームを通して独学で磨いてきました。その努力が実を結び、Global IT Challengeにも挑戦!さらにタイでの国際大会にも招待されましたが、渡航費の問題で出場を断念するという苦しい経験もありました。
授賞式での彼の言葉が印象的でした。
「どんなに小さな支援でも、それはとても大きな意味を持ちます。
奨学金があったから、自信を持って前に進むことができました。
幸せを感じながら、集中して学ぶことができています。」
今後も技術分野でのスキルを高め、挑戦を続けたいと語ってくれました。
現在、キャンペーンは4月22日(火)まで!
目標300万円のうち、1,804,300円(約60%) のご寄付が集まっています。(4/15時点)
ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
まだまだ支援を必要としている子どもたちがいます。
ぜひ、この春、あなたの力を貸してください。
5,000円で 通学用の補助具や文房具を届けられます
10,000円で 子ども1人が1年間学ぶための教材費を支援できます
クレジットカード・Google Pay・銀行振込でのご寄付
▶ https://congrant.com/project/wafca/13912
デンソー社内の方(給与天引き)
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ひとりの「学びたい」を、みんなの力で支えていく。
あなたのご参加を、心よりお待ちしています。
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